失敗しないマンション売却
マンションの売却をお考えの皆様は、できるだけ早く、少しでも高く売却したいとお思いのことでしょう。北九州市でマンション・土地・戸建住宅の買取や仲介を行っているダイイチが、失敗しないマンション売却のポイントをご紹介します。
マンションをスムーズに売却するには、マンション市場の現況や、売却の流れを知っておくことが大切です。不動産をできるだけ早く処分するために「買取」という方法があることも考えに入れるとよいでしょう。
今後中古マンション市場は厳しい時代へ
かつてのバブル期は、中古マンションも飛ぶように売れた時代でした。マンションを購入し、しばらくしてから転売することによって、利益を上げていた業者もあったのです。しかし、バブル崩壊後の日本においては、総じてマンションを売ることが難しい時代に突入しています。
近年になって、「首都圏では新築マンションが飛ぶように売れている」というニュースを耳にされた方もいらっしゃるかもしれません。しかし地方では決してそんなことはないのです。とくに次の3つの理由によって、マンション需要の伸びは多く見込めないのが現状です。
人口減少の時代へ!
2016年現在、日本の総人口は1億2,700万人です。ところが内閣府の試算によると、2030年には1,000万人減の1億1,700万人、2060年には4000万人減の8,700億人と予測されているのです。世帯数も2015年をピークに減少してきており、マンション需要は期待できません。
経済格差の広がり!
アベノミクス効果もあり、ひと頃のデフレ不況からは回復の兆しも見せています。しかし、世界経済にも不確定な要素が多く、大手企業と中小企業、正規社員と非正規社員の格差は広がる一方なのです。この先マンション需要が広がっていくかどうか先行き不透明な情勢であると認識されかねない状況です。
生涯賃貸派の広がり!
人々の意識も昔とは変化してきており、「マイホームを持ってこそ一人前」と考える時代は終焉を迎えつつあります。実際に、「不動産を所有したい」という考えの人よりも、「賃貸でもかまわない」と考える人の数が増えてきているという調査もあります。
このような現状において、とくに中古マンションは供給過多により、いっそう売却が難しくなることが予想されています。とはいえ、すべての中古マンションが売れにくいというわけではありません。
エリアによっては住みたい人が増えてきている地域もあり、その地にあるマンション需要は増加しています。また高齢者には、交通至便なターミナル近くのマンションが人気です。さらに同じマンション内でも間取りや部屋の設備によって値段にも差がでてきます。
つまり中古マンションは「売り方が鍵を握る時代」になってきています。つまり、市場のことを知り尽くしており、市場に合ったマンションを供給できる不動産業者に売却を依頼することが重要なのです。もちろん売り手自身もアンテナを張り、情報を仕入れておくことが必要でしょう。
マンション売却を成功させるポイントとは
中古マンションの売却を成功させるには、「マンション売却の流れを知っておく」ことと、「売却相手のイメージを持つ」ことがポイントです。後悔しない取引ができるように、マンション売却のための基本を知っておきましょう。
マンションの売却には時間がかかる
当社に売却を依頼される方の中には「1~2ヶ月で簡単に売却できる」とお考えの方もいらっしゃいます。売却はそれほど簡単ではありません。周辺地域の情報収集から不動産会社の検討、売却活動、内覧者への対応、売買契約まで、トータルで3~6ヶ月程度必要です。
マンションの売却相手を想定する
マンション売却では、購入希望者の目線に立つことが重要です。皆様のマンションは、どんな方に買っていただきたいですか?
「モノレールの駅に近いので、車を持っていない人にもおすすめ」
「キッチンが広いので、料理の好きな方や大家族におすすめ」
「バリアフリー構造なので、高齢の方がいらっしゃるご家族におすすめ」
そのマンションの魅力は、持ち主である皆様が一番ご存じのはず。どんな特徴があり、どんなターゲットに売りたいのか、ぜひ当社担当者にお伝えください。魅力をお知らせいただくことで、契約が早期に決まる可能性が高まることでしょう。
買取という手もある
「リストラによってローンの支払いが難しくなった」
「海外への転勤が決まった」
「離婚することになり住み続けられなくなった」
などの理由で、すぐにでも不動産を処分しなければならないことがあるかもしれません。
とにかくすばやく現金化したい方、不動産の処分において不動産業者に「買取」してもらうという方法があります。
買取は一般の方にとってなじみが薄く、実体がよくわからない方も多いことでしょう。ここでは、買取は仲介とどのように違うのか、買取で提示される査定価格は妥当か、どのような流れで手続きを行うのかなど、買取に関する基本知識をご説明します。
買取とは?仲介との違いは?
不動産の売却といえば、一般的には不動産仲介会社に売却を依頼して、チラシやWebサイト、オープンハウスなどで売却活動を行い、買い手を見つけることだと思っていらっしゃる方がほとんどです。これは正確には、「仲介」による売却です。
不動産の売却では仲介のほかに「買取」という売却方法があります。買取の場合、一般的な売却活動は行わずに、不動産業者に物件を直接買い取ってもらいます。様々な事情でスピーディに売却したい場合に有効です。
買取における価格設定の仕組み
買取の場合には、一般市場で行われる仲介売却に比べて売却時の価格が低くなります。これは、買取後に不動産業者で物件を「リフォーム」や「リノベーション」してから販売することが多いためです。
不動産業者は物件を再販するときの価格からリフォーム費用や手数料、利益などを差し引いて買取価格を設定しています。このため一般的に買取価格の相場は、市場で売却されるときの価格の6割程度といわれています。
もちろん買取価格は一概に決められるものではありません。傷みが少なくリフォームがほとんど必要ない物件や、人気エリアの物件などでは、買取価格も高めに設定される場合もあるでしょう。
買取による売却の流れ
- 1査定の依頼
- 不動産業者に買取価格の査定を依頼します。適正価格かどうか、仲介して売却した場合の価格も調べておくとよいでしょう。
- 2買取価格の提示
- 不動産業者に買取査定価格を提示してもらいます。
- 3業者との打ち合わせ
- 売却スケジュールなどの詳細について、不動産業者と打ち合わせします。
- 4売買契約の締結
- スケジュールや査定価格に納得できたら、業者と売買契約を締結します。
- 5残金決済・物件の引き渡し
- 契約を締結したら、業者から残金を受け取り、お客様は物件を引き渡します。
当社は1室から買取可能!
北九州市を中心に、不動産取引事業を展開している「ダイイチ」では、買い替え・任意売却・離婚相続・遺産相続などによる、中古マンションの買取をお取り扱いしています。当社は、マンション1部屋からの買取にも対応しております。
お取引終了まで責任もって行いますので、マンションの買取は実績と信頼ある当社にお任せください。